ドアノブと静電気
冬場にセーターやコートを着ていて、ドアノブを触った時にビリっと来たことはありませんか?
思いがけずビリっときてビックリすることや、地味で小さい電気ですがやはり痛いものです。
これからニットを使用することが多くなる季節、静電気をなるべく感じないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
静電気が起こる原因の一つが摩擦です。物と物が擦れると、その間に電気が生じます。
溜まった電気が金属に触れた時に放電されてバチッとあの嫌な目に遭うのです。
静電気でバチッと来ないために、まず石やコンクリートなどに触っておくことが有効です。
こうした物にゆっくりと放電することで、自分の身体に溜まった電気を少なくしておくことが出来ます。
また乾燥は静電気を起こしやすくしてしまいます。普段からハンドクリームを塗っておくなど、保湿を心がけても良いでしょう。
ウールなどの素材は特に静電気を起こしやすくなります。
洗濯をするときにリンスを少しだけ柔軟剤に加えると、摩擦を抑えられると言われていますが、
静電気を起こしにくい繊維を使った服を着ることも対策の一つとなりそうです。
そして万一新しいドアノブを取り替える時に、電気を通しにくいドアノブへのお取替えもおすすめします。
ふとした時に襲ってくる静電気に怯える必要も無くなります。